データで見る植民地朝鮮史
植民地はどこまで行っても植民地で、人間をグループAとBに分け、AがBを統治する事です。AがBを差別することなしに成り立ちません。 それをどうにか正当化しようと、「日本は遅れている朝鮮を近代化した」だとか「鉄道を敷いてやった」だの「善政を敷いた」だの、と一生懸命言いつのる向きが未だに後を絶ちません。 言い換えれば、隣国は貧乏で”遅れていた"と一生懸命口泡を飛ばし、そのネタを血眼でかき集め、「百年前の、ボクの日本」が上だったと吹聴しているということです。 人様の貧乏を嘲るのは低劣きわまりないですし、人間を民族でひとくくりにして嘲るのはヘイトスピーチそのものです。 おまけに、百年前の日本をいくら持ち上げても「ボク」は全然偉くもなんともならないのに、あの無駄なエネルギーはどこから来るのでしょうか。 話は単純なのです。 「近代化云々は植民地にしなくても支援できたのだから何の言い訳にもならないし、そもそも余計なお世話です。 支配地域に相応のインフラを整備するのは責任問題の話であって特段賞賛される事ではないし、それで大儲けしたなら搾取で、赤字だったなら自業自得。 朝鮮=韓国自前の近代化に動いていた所を併合したのだから、「日本が朝鮮を近代化した」のではなく、朝鮮が近代化した時期に日本帝国が支配者になっただけです。 日本の国防のために仕方なかったという向きは、「オレの為に他人を踏み潰してもよい」と言っているのです。そのような手合いを隣人として歓迎できるでしょうか。 一方、日本の植民地にされていなければ収奪も差別も受けなかったし、日本の戦争の道連れにもされませんでした。最低限、その分は確かに被害を及ぼしたのです。 トップページに戻る 韓国・朝鮮編トップに戻る 植民地期の年表を見る Tweet |